【フォルクスワーゲン・パサートTDI試乗記】最新ディーゼルエンジンらしい分厚いトルクで高速巡航も余裕綽々

現行パサート(セダン/ヴァリアント)にようやく追加された2.0L直列4気筒ディーゼルターボのTDI。本来は2016年に日本上陸を果たしているはずでしたが、例のディーゼルゲートにより延期されてきたのはご存じのとおり。

今回導入されたTDIは、欧州の「Euro 6」、日本のポスト新長期排ガス規制をクリアした最新ディーゼルエンジンで、低圧と高圧のデュアルEGRを搭載しているのが特徴。ほかにもDFP(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)、NOx吸蔵触媒(NSR)、尿素SCRシステム(アドブルーは第1、第2噴射モジュールを搭載)などが採用されています。

アイドリングからディーゼルと分かる音・振動を発するものの、現在のディーゼルエンジンの基準からすれば平均的なものに収まっています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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