現行モデルのステップワゴンは、2015年にリヤハッチへ「わくわくゲート」を設けるなどして登場しました。
今回紹介するのは2017年に追加されたハイブリッドモデルのスパーダ・ハイブリッド(以下、ステップワゴンHV)。ステップワゴンが属するMクラスミニバンでは従来、トヨタ・ノア系にのみストロングハイブリッド車が用意されていました。このためMクラスに絶対的な燃費の良さを求める層の興味はノア系に流れていたのが現状でした。
ステップワゴンが現行モデル登場時に搭載した1.5Lダウンサイジングターボエンジンも燃費が悪いモデルでは決してなかったのですが、ホンダとしても商品イメージとして「ハイブリッド」の記号性はやはり強力だと判断したのでしょう、マイナーチェンジでハイブリッドが搭載されるようになったわけです。ちなみに、同様のことはセレナにも言えて、当初はISGを使用するマイルドハイブリッドのみでしたが2018年にeパワーを追加しています。