ちなみにスカニアでは、この運転/整備する人への配慮を施した設計を、随所に施しています。例えばインテリアはキャビン部寸法は前モデル同様ながら室内容積を大きくししました。
運転席も人間工学に基づいた操作しやすい環境としています。
日本の規格タイプ(全社共通)ものとは違う、スウェーデン製ならではの粋なデザインが特徴のテールライトにも気遣いはあります。
標準モデルではLEDとなるこのテールランプですが、通常の電球バルブ式も選択可能。なんでわざわざ電球選択式?と思う方もいるでしょう。道具であるトラックにおいては、万一損傷した場合の補修部品の安さというのも非常に大事な要素なのです。そこで交換部品が安い電球タイプを用意してるというわけなんですね。
(写真/小林和久・ウナ丼 動画&文/ウナ丼)