車内がまるでコンサートホールに!? パイオニア カロッツェリア「高音質試聴デモカー」でチューニングの大切さを体感しました!

ではチューニングされた音を聴いてみましょう。

すると今までの聴こえ方が嘘のように、本当に目の前で演奏しているみたいに聴こえてきました! びっくりしすぎて、思わず目の前にスピーカーがないか確認してしまったくらい(笑)。

さらにヴォーカルの息遣いや声の余韻まで聴こえ、目の前で歌っている、いや、耳元で囁かれているようで感動して鳥肌が立ちました。ウッドベースの弦を指ではじく音など、演奏方法まで鮮明に聴こえてきます。

低音域も更に際立ち、とてもトランクから音が鳴っているとは思えません。

感動に浸っているところで、チューニング前に切り替えてもらいます。するとまるで圧縮袋に入れたかのように、音の幅がなくなりペタっとした音になりました。そしてまたチューニング後のものに。今度は圧縮袋から出された音が駆け巡り、車内が音に包まれます。

様々なジャンルの音楽で試聴したのですが、私が一番感動したのはオーケストラでした。音が流れた途端、車内からコンサートホールへ瞬間移動したかのようでびっくり! 全ての音域があますことなく聴こえ、それぞれの楽器がどこで演奏しているかよく分かります。

オーケストラが自分のためだけに演奏してくれているような、とっても贅沢な気持になりました。

せっかく良いオーディオシステムを揃えたのであればそれを最大限に活かし、最高の空間を作りたい! それならば「プロの方にチューニングしてもらうのがオススメ」とのことでしたが、知り合いに音響に詳しい人ってなかなかいないですよね。でも大丈夫。サイバーナビには、プロでなくても簡単にチューニングできるのです。

その名は「タイムアライメント」といって、各スピーカーと座席の距離を0cm~490cmの範囲で入力でき、スピーカーから耳に到達するまでのわずかな時間差を調整することができます。また、音場を最適化する独自技術「オートタイムアライメント&オートイコライザー」は別売の音響特性測定用マイク「CD-MC1」(2,500円/税別)を使用し、音声到達時間の補正に加え、音響特性や位相の乱れといった問題を何百ステップにもおよぶ調整プロセスで自動で調整してくれるんです!

これなら私でもできそう! 購入された方、購入予定の方、チャレンジしてみは!?

今回「高音質試聴デモカー」を試聴させてもらい、オーディオシステムを替えることも重要ですが、その後のチューニングがいかに大切かを身をもって体感しました。

そして、「愛車のカーオーディオシステムを変えたい!」という思いが更に強くなりました。このような素晴らしい経験をさせてもらったら、もう純正スピーカーじゃ満足できないかも(汗)。

(撮影:前田 惠介/文:yuri)

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この記事の著者

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yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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