タイの国内ブランド「MINE」がフレキシブルプラットフォームを用いたEVコンセプトを開発【バンコク・モーターショー2018】

タイのバンコク近郊で3月28日から4月8日まで開催中の「第39回バンコク・インターナショナル・モーターショー」でのMINE(マイン)の出展の様子です。

MINE(マイン)はタイ国内のエネルギー関連企業で、発電機器や充電機器などを製造販売している会社のエナジー・アブソリュート社が立ち上げたブランドです。マインの出展ブースでひときわ目立っていたのが、フロアに電池を敷き詰めたプラットフォーム。

MICPと名付けられたこのプラットフォームは、バッテリーが搭載されている部分を伸ばしたり縮めたりすることで、ホイールベースを自由を調整してさまざまななクルマを作ることができるということです。

マインのブースにはこのプラットフォームを使ったモデルが2台展示されていました。ブルーの車体のモデルはシティEVコンセプトと呼ばれるもので、ホイールベースは2010mm。全長×全幅×全高は3250×1750×1600mm。20kWhのリチウムイオン電池を搭載、最高出力68馬力・最大トルク160Nmのモーターを搭載し、0→100km/h加速は12秒、航続距離は200kmとなっています。

ガンメタリックの車体のモデルはMPV EVコンセプトと呼ばれるモデルで、全長×全幅×全高は4100×1750×1660mm、ホイールベースは2650mmと長くなっています。これに伴い搭載されるバッテリーも30kWhと大きくなり、モーターの最高出力は107馬力、最大トルクは250Nmとなります。0→100km/h加速は10秒、航続距離は200kmとなっています。

グレーの低い車高のモデルはEVスポーツのコンセプトで、スタイリングが低くなるためMICPは使用できず、異なるプラットフォームが考えられているとのことでした。

(文・写真:諸星陽一)

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諸星陽一

諸星陽一 近影
1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想のクルマ生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。