ロバート・クビカがハロ導入で楽しみにしていることとは?【F1速報×F1女子~オーストラリアGP号~】

F1 2018年シーズンがついに開幕しましたね! 開幕戦オーストラリアGPはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の大逆転劇で「F1って面白い!」と改めて感じさせてくれるレースでした。

そんなオーストラリアGPを振り返り、最新F1情報をチェックするなら3月29日(木)に発売された「F1速報オーストラリアGP号」がオススメです。

■TURNING POINT

レースの4日後に発売されるF1速報。私が必ず最初にチェックするのは、レースの舞台裏を詳しく知ることができる「グランプリ詳報」です。

こちらにはレースの焦点を解説する「FOCUS OF THE GRAND PRIX」や写真でレースを振り返る「PICK UP GALLERY」、全ドライバーのレース後のコメントが掲載されている「DRIVER’S COMMENTS」といった様々なコンテンツがあるのですが、その中で特に興味深かったのが勝負の分岐点が記された「TURNING POINT」でした。

オーストラリアGPのTURNING POINTといえば、やはりハース2台のリタイアではないでしょうか。2台とも素晴らしいパフォーマンスをみせていただけに、あの出来事は本当に衝撃的でしたよね。「TURNING POINT」では、リタイアの原因が詳しく書かれていました。

「ホイールナットが完全に締められていない状態でピットアウトさせてしまったんだ。ホイールガンの機械的な不具合ではない。残念だが、単純にヒューマンエラーだった……」と話しているのはハースのチーム代表、ギュンター・シュタイナー。なぜミスが起きてしまったのか、以下のように説明しています。

「これまでまったくミスしたことがないわけではない。人間がやる以上、必ずミスは起きる。我々にとって不運だったのは、それがひとつのレースで2回連続して起きたこと。今週末は開幕戦でマシンの準備に忙しく、ピットストップ練習が十分ではなかったかもしれない。今は担当者を変えることを考えるよりも、もっと練習を積むしかない」

気になるのはドライバーの気持ち。2人のドライバーは今回のリタイアについて、どのように考えているのでしょうか。

「起きてしまったことは残念だが、マシンがコンペティティブだということは分かった。こういう戦いを続けていけば、今回のことはすぐに忘れるだろう」(ロマン・グロージャン)

「この結果を受け入れるのは、チームの誰にとっても簡単なことではないけど、僕たちはこの状況を必ず乗り越えてみせるよ」(ケビン・マグヌッセン)

さぞやお怒りで落ち込んでいるだろうな……と心配していたのですが、思っていたより悲観的でなくポジティブな発言も聞けて良かった! 次戦こそはミスなく、ドライバー達の満足いくレースになってほしいですね。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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