【ジュネーブモーターショー2018】自社初のEV「I-PACE」や世界初のラグジュアリーSUVクーペなど、多彩なモデルを公開するジャガー・ランドローバー

ほかにも、世界初を謳うフルサイズ・ラグジュアリーSUVクーペ「レンジローバーSVクーペ」も公開されました。

ランドローバーは約50年前に「レンジローバー」を発表し、ラクジュアリーSUVという新たなセグメントを創出。今回のジュネーブモーターショーにおいて、世界初のフルサイズ・ラグジュアリーSUVクーペ「レンジローバーSVクーペ」を披露し、新たなジャンルを定義づけたとしています。

ランドローバーのデザインチームとスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が手がけた同モデルは、レンジローバーのデザイン、クラフトマンシップ、パフォーマンスの頂点を極める、つまり究極のレンジローバーと位置づけられています。

人目をひきつける魅力的なボディスタイルに、贅を極めた次世代キャビン、そして「レンジローバー」に求められる高いオールテレイン能力などすべてを兼ね備えているそう。

さらに「F-TYPE SVR」のオーナー向けに、ダイナミックで魅力的な外観を引き立てるパッケージ「Graphic Pack」も発表されています。

ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラムが率いるSVOのデザイナーたちとビスポーク車両のパーソナライゼーション・チームが開発した同パッケージは「F-TYPE SVR」を購入するオーナー向けに、追加コストなしで選択することができるそうです。

ほかにも、ジャガー・クラシックからジャガー「XJ6」を出展。こちらは英国の音楽バンド「アイアン・メイデン(Iron Maiden)」のドラマーであり、長年のジャガー愛好家でもあるニコ・マクブレイン氏がオーダーしたワンオフで製作されたモデルとのこと。

新しく生まれ変わった1984年製「XJ6シリーズⅢ」は、ジャガーの輝かしい歴代車両とマクブレイン氏の音楽における功績からインスピレーションを得た特別仕様モデルになっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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