3人目は、ロードスターフリークにはおなじみのカリスマ、貴島孝雄さんです。1967年入社後は商用車セクションに所属しシャーシ開発、ル・マン24時間などモータースポーツ現場を経てNB&NCロードスター、RX-7の開発主査をつとめ、理想のスポーツカー実現への確固たる理論と、それを実現させるためのストイックなまでの姿勢は内外に多くのファンを生んでいます。
現在は学生へ向け教鞭をとりながら、ものづくりに対する貴島さんが現場で学んだ思想の継承をつづけています。
「人馬一体スポーツカーの理念」という、貴島理論の真髄をぜひナマで聞いてみたいテーマです。
こうした、マツダファンならずとも垂涎の講師陣。かならずや自動車史に名を残す、いやもうすでに残しているリビングレジェンドたちにふれるまたとない機会。講演は3時間ですが、おそらくみなさんお話し好きのみなさんですから時間いっぱいまでたっぷり楽しめることうけあいです。昔話に終わることなく、未来へ向けてのためになるお話も聞けるはずです。
「塾」「講演会」とは名がついていますが、おそらくはお堅いイメージではなく参加者とも距離感の近いアットホームなトークショーになるはずです。こうした講演会は3月以降も毎月実施される予定。楽しみにしておきましょう。
■日時:2018年3月16日(金)13時~16時(12時半開場)
■場所:マツダR&Dセンター横浜(神奈川県横浜市神奈川区守屋町2-5)
※入場は無料ですが、事前の登録が必要です。
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(畑澤清志)