【Auto Expo 2018】スズキが次世代の小型SUV「Concept Future S」をワールドプレミア

インド最大のモーターショー「Auto Expo 2018」において、スズキの現地子会社「マルチスズキ」が小型コンセプトカー「Concept Future S」をワールドプレミアしました。

インド市場で約50%のシェアを占めるスズキが提案する次世代の小型SUVで、フロントグリルやAピラー、サイドシルにホワイトパール色のアクセントを設けるなど、若者ユーザーに訴求すべく大胆、且つ遊び心の有るエクステリア・デザインを採用。

インテリアも人間工学に基づき、操作系をインストルメントパネル中央の球形部に集約(HMI:ヒューマン・マシン・インタフェース)、ボディと同色系の鮮やかなオレンジ色をアクセントで各所に配するなど、POPな雰囲気に仕上げられています。

インド市場は販売車両の約75%がマルチスズキが得意とする小型車であり、「Concept Future S」のデザインからは、次世代に向けて小型車のデザインを大胆に変革して行こうとする鮎川社長の意思が窺えるようです。

Avanti Yasunori

【関連記事】

スズキが2020年のEV発売に向け、インドで駆動用バッテリーの量産準備へ
https://clicccar.com/2018/02/17/560043/

スズキ、2020年に発売予定のEVで駆動用モーターを同社初の内製化へ
https://clicccar.com/2018/02/16/559571/

業績好調のスズキ、2020年を皮切りにインド市場のEV化を牽引へ
https://clicccar.com/2017/12/02/536679/

スズキ、トヨタとの協業で2020年を目処にインドでEV生産!トヨタにも供給
https://clicccar.com/2017/11/28/535481/

【関連リンク】

Auto Expo 2018
http://autoexpo-themotorshow.in/

Maruti Suzuki India
https://www.marutisuzuki.com/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる