【新型レクサス・LS試乗】最新のテクノロジーと日本の伝統美を融合させた新型LSのインテリア

新型レクサスLSは斬新なクーペシルエットを採用していますが、乗降性と居住性に優れたパッケージングが特徴です。ホイールベースを3125mmと先代のロングボディより35mm延長することで、フラッグシップらしい広々としたキャビンスペースを確保しています。

新型レクサスLSのインテリアは、最先端のテクノロジーと日本の伝統美の融合が図られています。メーターフードから曲線を描いて助手席まで延びるレジスターは日本の琴や茶せんなどからインスピレーションを受けた複数のシャープなラインが印象的です。

インストルメントパネルから連続する造形および同じ素材をドアトリムにまでまわし込むことで、室内幅の広がりを演出。また、オーナメントパネルでは日本伝統の曲げ木のような薄い本杢を配置することで、レクサスらしいオリジナリティとクオリティを追求しています。

レクサスFRセダン初のエレクトロシフトマチックが設置されたセンタークラスターは整然とスイッチを配置。アームレストにもなるフロントセンターコンソールボックスは運転席側からも助手席側からも開閉可能な左右両開きのリッドを採用。さらにスマートフォンなどを置くのに適した中段トレイを搭載するなど高いユーティリティを誇ります。

ステアリングには全周を統一した本木目と握り心地の優れた本革を採用。メーターにはTFT液晶式を採用。高詳細のCGによる立体的なグラフィックによって高い視認性を実現しています。加えて、運転のしやすさを考慮し、単眼のレイアウトとしています。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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