【新型レクサス・LS試乗】最新のテクノロジーと日本の伝統美を融合させた新型LSのインテリア

新型レクサスLSはフロントシートとリアシートでは異なるコンセプトで設計されています。フロントシートでは「ドライビングプレジャー」、リアシートでは「コンフォート」がテーマ。ドライバーが運転に集中できるように運転しやすさを追求したコクピットを形成。リアシートは落ち着いてくつろげるゆとりのある空間を実現しています。

フロントシートはサポート力と快適性を両立させるために、モーターとニューマチック(空気式)システムを採用した28Way調整式のパワーシートを採用。エアブラター(空気袋)の膨張・収縮でランバー前後上下、腰、ショルダー部をサポートします。

リアシートもリラックスできる姿勢でくつろげる22Way調整式パワーシートを搭載。フロントシート同様にニューマチックシステムとモーターを併用し、シート全体で細かい調整が可能です。シート角度調整は乗降モードからリクライニングモードまで対応。助手席シートリクライニングによって最大1022mmというレッグスペースを確保しています。

インテリアカラーは標準の5色に加えて、LSの世界観を謳うクリムゾン&ブラックをはじめとした4色。そしてFスポーツ専用のフレアレッドなどの3色を設定。シート表皮は本革を中心に高級なセミアニリン本革。そしてエクスクルーシブにはセミアニリンより30%柔らかさを増したエルアニリン本革を採用。またFスポーツには専用本革とウルトラスエードのコンビシートを装備しています。

ドアトリムには一枚の布野を折り紙のように折り重ねることで、立体的な表情を創出したハンドプリーツを採用。またオーナメントには切子カットガラスや日本の伝統工芸である「名栗」の切削加工技術を応用した本アルミを採用するなど日本の高級車を感じさせる装備が満載のインテリアです。

(萩原文博)

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この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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