さすがはNOVA。仕事早し! シティ・ミッドシップ化計画・その2【OPTION 1983年4月号より】

切り取られた後部フロアには、強固なサブフレームが組まれた。その形状は、初期設計と幾分違ったが、後部席のバルクヘッド、そこから後部に伸びるサイドレール、ストラットマウント、最後部のクロスメンバー、エンジンマウント、サスペンションマウントが、切り取られた部分に追加されている。

写真で、各部の工作の様子、溶接、リベット、折材、フレーム形状等には「クルマ作り」の心が見られるハズだ。

サブフレームが完成すると、エンジン、サスペンションが取り付けられた。不思議なのは、初めからミッドシップだったような気がすることだ。それだけFF車はミッドシップ向きなのだろう。

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今回の流れは、画像と共に画像内のキャプションもお楽しみください。さて、次回その3で、いよいよ…走るのか!? さてど〜でしょう!

(Play Back The OPTION by 永光やすの)

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ホンダ・シティのエンジンをミッドに積む!という壮大なる計画をやりました・その1【OPTION 1983年3月号より】
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この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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