ボルボ・V60次期型プロトタイプを初激写!最強「T8」搭載へ

ボルボの中核を担うステーションワゴン「V60」次期型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。2010年に初代となる現行モデルが登場しており、これが第2世代となります。

寒さがピークを迎えているスカンジナビアに現れた開発車両には、ボルボならではの〝スイスチーズ〟のようなカモフラージュが見て取れます。その下には、「雷神」T字型ポジションライトを備える厚みを持った新ヘッドライトが見えます。

ディテールは不明ですが、プラットフォームは「SPA」(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)を導入し、ホイールベースの延長と軽量化を実現、パフォーマンスも大きく向上するはずです。

テスト車両で注目したいのは、左側面フェンダーに見える給油口のような擬装。右にはガソリン給油口があるため、PHEV充電ポートであると思われます。

次期型パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボの「D4」ユニットを始め、2リットル直列4気筒エンジン+直噴ターボ「T5」ユニットのアップデート版のほか、全ての「90」シリーズに搭載される「T8」がラインアップされるのは確実でしょう。2リットル直列4気筒エンジン+直噴ターボ+スーパーチャージャー+電気モーターというてんこ盛り最強ユニットで、最高出力は400ps、最大トルク640Nmを誇ります。

ワールドプレミアは早くても2018年秋以降、2019年3月までずれ込む可能性もあるようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる