メルセデス・ベンツが、3月ジュネーブモーターショーで公開予定の「AMG GT」4ドア版に高性能「S」モデルを投入する可能性があるようです。北欧で捉えたプロトタイプには、これまでに無かった固定式リアウィングや大口エキゾーストパイプが見られるためです。
4ドアバージョンの市販型は「GTコンセプト」同様のファストバックスタイルに、メルセデスAMGの証「パナメリカーナ」グリルを装着。ヘッドライトにはL字型の最新デイタイムランニングライトが装備されます。
室内では、タッチ式高解像度デュアルディスプレイ、最新世代のインフォテイメントシステム「MBUX」(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)を装備すると思われます。
パワートレインに関しては情報が錯綜していますが、エントリーモデルに『AMG E63 S』から流用する4リットルV型8気筒ツインターボエンジン搭載モデルを配置し、最高出力は610psを発揮します。頂点には最高出力805ps程度を発揮する「EQ POWER+」ハイブリッドの存在が予想されます。
今回捉えたプロトタイプは、新たにこの隙間を埋める最高出力700psから750psの「S」ハイブリッドと予想されます。
ワールドプレミアは、3月のジュネーブモーターショーにて4リットルV型8気筒モデルが先陣を切って登場すると思われます。そしてハイブリッドモデルは、2019年になる可能性が高いようです。
(APOLLO)