豪雪のフィンランドにて、ランドローバー「レンジローバー イヴォーク」次期型プロトタイプをカメラが捉えました。複数台のテスト車両を目撃しており、入念な開発が進められているようです。
初代「レンジローバー イヴォーク」は、発売後6年が経過した現在も年間販売台数10万台以上を記録するランドローバーの屋台骨に成長しました。今回キャッチした開発車両は、フロントマスクは完全にカモフラージュされていますが、ボディ全てに生産型パーツをまとっていると思われます。
上下に厚みのあるラジエーターグリル、スポーティなベンチレーションを装備し、『ヴェラール』風のフェイシアが予想されています。一部が露出しているテールライトは、やはり薄型のヴェラールデザインの可能性が高いとレポートされています。
パワートレインの目玉となるのは、新開発1.5リットル直列3気筒インジニウムエンジン+電気モーターの48Vマイルドハイブリッドシステムです。そのほか、最高出力148psと237psを発揮する2リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力237psと296psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンエンジンなどのラインアップが予想されています。
プラットフォームには現行の「D8」アーキテクチャの最新バージョンが用いられ、全長はそのままにホイールベースが30mm程度延長、乗り心地と快適性を向上する次期型は、「ミニレンジローバー」とさえ噂されています。
ワールドプレミアは、2018年秋以降が有力です。
(APOLLO)