今秋登場予定イヴォーク次期型にランドローバー初のマイルドHVが搭載?

豪雪のフィンランドにて、ランドローバー「レンジローバー イヴォーク」次期型プロトタイプをカメラが捉えました。複数台のテスト車両を目撃しており、入念な開発が進められているようです。

初代「レンジローバー イヴォーク」は、発売後6年が経過した現在も年間販売台数10万台以上を記録するランドローバーの屋台骨に成長しました。今回キャッチした開発車両は、フロントマスクは完全にカモフラージュされていますが、ボディ全てに生産型パーツをまとっていると思われます。

上下に厚みのあるラジエーターグリル、スポーティなベンチレーションを装備し、『ヴェラール』風のフェイシアが予想されています。一部が露出しているテールライトは、やはり薄型のヴェラールデザインの可能性が高いとレポートされています。

パワートレインの目玉となるのは、新開発1.5リットル直列3気筒インジニウムエンジン+電気モーターの48Vマイルドハイブリッドシステムです。そのほか、最高出力148psと237psを発揮する2リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力237psと296psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンエンジンなどのラインアップが予想されています。

プラットフォームには現行の「D8」アーキテクチャの最新バージョンが用いられ、全長はそのままにホイールベースが30mm程度延長、乗り心地と快適性を向上する次期型は、「ミニレンジローバー」とさえ噂されています。

ワールドプレミアは、2018年秋以降が有力です。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる