沖縄の独特の土地柄が、自動車のアフターマーケットにどのように影響しているかを本土から出展しているメーカーのブースでお聞きしました。
パイオニアといえば、世界初のGPSカーナビを発売したメーカーであり、カロッツェリア・ブランドは、カーナビの中でもわかっている人に選ばれるような、こだわりのナビが売りです。
しかし、沖縄は島であり、地元の人にとっては知らない場所はそれほどなく、さらに遠くへ足を延ばすにしても複雑な場所へ行くシーンは少ないと思われます。レンタカーを除くと、一般のユーザーが愛車にカーナビを装着する率は10%程度と言われているそうです。
そこで、車内で音楽をビジュアルとともに楽しめる、モニター付きメインユニットが比較的売れるのだそうです。ただ、そこからステップアップしてカーナビにユーザーが手を伸ばそうとすると、実勢価格ではそれにナビ機能が備わると場合によっては10万円以上の開きが出てしまい、なかなかカーナビの装着には至らないのが実情、とのこと。
カロッツェリアブースには、純正スピーカーから交換するトレードインスピーカーの優位性と、さらにサブウーファの追加によってどのように音楽を楽しめるようになるかを体感できるデモカーを出展。リビングルームのようなハイエースの後部に座れば、外部でスピーカーの切り替え、サブウーファの有無による違いはとてもわかりやすいものでした。
そのほかにも、車種専用の10インチモニターのサイバーナビ、その他多数のモニターを搭載するセレナを展示。
家族連れを中心に注目を集めています。