【沖縄カスタムカーショー2018】沖縄のアフターパーツマーケット、今後の課題は?

メーカーからのノーマル車両を販売し、マニュアル通りのメンテや車検を執り行うイメージが従来のディーラーですが、このところその様子も様変わりしてきています。

しかし、ここまでやっているディーラーは少ないと思います。

沖縄トヨペットでは、トヨタ86に、本格チューニングパーツメーカーであるトラストのタービンキットを装着した車両を展示。外装はTRDのエアロパーツなどで着飾り、とてもディーラーの展示車両には見えないレベルです。

一般のお客さんがディーラーでこのような仕様にしたい、と言えば、自社内やその他プロショップなどを手配して車両を仕上げてくれるのだそうです。もちろん、すべての窓口や支払いをそのディーラー店舗で行えるとのこと。

気になるのはメーカー保証の部分ですが、もちろん、保証が効かなくなる範囲もあり得るそうですが、その辺は相談しながらやってくれるというので、自分でショップを探して保証の範囲を心配しながら恐る恐るやるよりはとても安心ですね。

まだまだ盛り上がりの途中のようですが、これから着実に進んでいくというのが沖縄のアフターパーツマーケットであると言えそうです。

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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