特別にレガシィ・アウトバック、フォレスター(ターボ)、XVという3台のゲレンデタクシーの走りを助手席で体感することができました。ドライバーの話によれば、今回の路面はテカテカのアイスバーン状で、けっして良コンディションではないということでしたが、どのクルマに乗っていても不安感はまったくありません。
アウトバックはフラッグシップらしくジャンプからの着地でも余裕しゃくしゃくですし、280馬力のフォレスターはしっかりとパワーを伝えグイグイと登っていきます。XVの軽快さとコントロール性のよさはUターン地点でのアクセルターンのキマリ具合からも実感できるところでした。
スキー板を持たない同乗試乗だけだったので、下りも乗ることになりましたが、まっすぐ下ろうとするとABSがずっと効いている状態で、たしかに路面コンディションが厳しいことが実感できます。そんな下りもカウンターを当てながら右に左にスラロームしての、ドリフトでいう卍(まんじ)状態で走行するとファンな時間に変身。
参加者の中には「ぜひ下りも!」といって往復の走りを味わう人もいるというほどです。SUVというと安定した走りという印象もあるかもしれませんが、アクティブな走りが楽しいアトラクションとなっています。