ティアフォーは、オープンソースソフトウェアとして自動運転技術を全世界に公開している大学発ベンチャー。KDDIとアイサンテクノロジー(高精度の3次元地図やレーザースキャナを担当)とともに、昨年愛知県幸田町で一般公道における遠隔制御型自動運転システムの実験を実施。レベル4 (無人運転) 自動運転に成功し、自動運転の社会受容性実証実験をしています(ここで使用しているのはトヨタ・エスティマをベースとした自動運転車)。
ヤマハ発動機製の電動ゴルフカートをベースに、3Dプリンタ樹脂製のボディを載せたもので、そのサイズは全長3209×全幅1488×全高1944(mm)となり、車両重量は約700kgとなります。
この車両のボディは、ティアフォーと協業しているカブク製で、同展示スペースには、カブクとティアフォーの協業第2弾モデルである物流用AIモビリティ「Logiee(ロージー)」も出展されていました。
ロージーはボディ下部の駆動部分に、上部のユニットを付け替えることで、輸送ユニットから、自動販売機のような販売ユニット、そしてショッピングカート、さらには高齢者用の電動カートのような使い方もできる自動運転モビリティです。
(青山義明)