【オートモーティブワールド2018】搭載可能位置を拡げる横置き対応の電気二重層キャパシタの新たな使用方法とは?

マツダの「i-ELOOP」や、ホンダ・フィットなどに搭載実績のある電気二重層キャパシタを製造する日本ケミコンが、2018年1月17日(水)〜19日(金)の期間で東京ビッグサイトで開催されているオートモーティブワールド2018に出展し、新たな提案を行っています。

瞬時に充放電ができる上に繰り返し使用しても劣化が少ないということで、アイドリングストップ後の再始動時の起動電源として活用する蓄電デバイスとして、電気二重層キャパシタが搭載されていました。

今回この展示会では、全く別の要件としての車載を提案していました。

それが車載電源のバックアップ用としての蓄電デバイスという提案です。今後登場する自動運転車など様々な電装品が稼働する車両において、バッテリー故障などのトラブル発生時のためにバックアップ電源が必要だということなのです。

例えば事故が起きてバッテリー側に損傷があった際、緊急通報装置やドアロック解除システムなどが起動しなくなると問題になります。そこで損傷被害の少ない車室内にこのバックアップ用のモジュールを組み込むため、横置きを可能としたモデルです。

これまで、円筒形のキャパシタには、その上部にセーフティバルブが設定されているため立てた状態で設置されていたのですが、そのバルブ位置を変更しキャパシタを寝かせることで、助手席のシート下など、車室内配置の自由度を高めたということです。

(青山義明)