このエンブレムの秘密は運転席のシート下にぶち込まれたこのエンジン!なんと日産GT-R R35のVR38DETTエンジンがぶち込まれていたのです。
最速のハイエースを目指して作られているこのハイエース、VR38エンジンによって500馬力のバケモノに!
東京オートサロン出展のために引っ張り出されてきたためにエンジンがやっと収まった状態ですが、それでもノーマルGT-Rと同じ出力だとのこと。完成形は800馬力以上を目指したいとのことです。
長いボンネットが前提で設計されているVR38エンジンをハイエースに積むということで特に苦慮したのは冷却系。配管類はすべてワンオフ。インタークーラーはバンパー埋め込みの剥きだし。ここまでやってやっとまともに冷却できるようになったとのこと。
マフラーはR35GT-Rのノーマルマフラーを加工して取り付け。触媒やサイレンサーはR35GT-Rのものを流用。そのためハイエースの床下も大きな変更が施されています。
そしてオドロキはトランスミッション。なんとハイエースのノーマルミッションをVR38に取り付けられるように大改修。接合部の溶接跡が生々しい。それにしても、ハイエースのノーマルミッションでVR38のトルクに対応できているところにオドロキです。
VR38の強力なトルクに対応できるように19インチのADVAN NEOVA。ブレーキもAPのレーシングスペックなシステムを装着。