会場時間を前にすでにかなりの参加者が大磯ロングビーチ駐車場の入り口に集合した。
一番乗りはジャンボタクシーを改造したキャンピングカー。前日の23時ころには到着していたとのことだ。メーカーが出かける理由も提供する。これからのイベントのスタイルでは大切な要素ではないだろうか。
車種ごとに続々と会場に。駐車エリアは事前申し込みでの参加車両リストをもとに決定される。参加者は各々の決められた駐車位置にクルマを進めていた。
ノートの最新特別仕様車「ノート・シーギア」。最新のモデルのお披露目もこのイベントの楽しみ。かといって「売り込み」ではないニューモデルの展示は、純粋にファンを有機的にリピーターに変えている。日産車というか、ここに参加するようになって「オーテック車」を買換え、増車するユーザーも少なくないという。
日産車をベースに手塩にかけて世に送り出した名車たちも毎年ここに参加する。昨年、オーテックジャパン創立30周年に合わせて30台限定で生産された「マーチボレロA30」も10台以上が集った。
地元神奈川県警からも、すでにパトロール業務からは外れているものの、オーテック車であるスカイラインGT-R40thアニバーサリーのパトカーが里帰り。参加車に安全運転の啓蒙を行った。
チューンナップだけではなく、特別なボディや、機能を持たせたクルマなど、ここにくると手掛けるクルマの幅広さ、仕事のレパートリーの豊かさを実感する。非常にポピュラーな日産のエンブレムを掲げながら、一味も二味も違う「ステルス性」もオーテック車の魅力だ。
(中込健太郎)
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