【東京オートサロン2018】延長キャビン追加の布石? スズキ・キャリイの東京オートサロン出展車両

仕事納めのタイミングで発表された東京オートサロン2018のスズキの出展車両。その中にとても興味を誘うモデルがありました。参考出品車の「キャリイ フィッシングギア」です。

スズキによると、

大切な趣味の道具を荷台にも室内にも機能的に収納できる、キャビンを拡大したキャリイに、フィッシングポイントへたどり着く走破性をイメージしたデザインを採用し、趣味を満喫できるコンセプトモデル。

とのこと。プライベートユースを重視したキャリイっていうのも悪くないかも。写真を見る限りは、車高も上げてアクティブな雰囲気を演出しているように見えますね。

ところでこの車両で気になるのがキャビンの形状。市販のキャリイとは違うんですよ。

普通のキャリイと比べてみると、違いは一目瞭然ですね。「キャリイ フィッシングギア」は市販モデルに対してキャビンが後ろに長いのです。

でも、売ってないのにどこかでこういうキャリイを見たことがあるような、と思ったら……「キャリイ軽トラいちコンセプト」。

昨年秋の東京モーターショーに出品された車両で、こちらもキャビンが長くなっていました。ハイルーフになっているところまで同じですね。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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