【新型レクサス LS500h・LS500試乗】衝突を自動ステアリングで回避する安全性と圧倒的な高級感が魅力

今回このLS500hのFスポーツにまずは試乗しました。Fスポーツでは専用20インチタイヤ&ホイール(標準は19インチ)や専用スピンドルグリルが備わります。

乗り始めてすぐにわかるのはエンジン音を明確に聞かせる設定になっていることです。エンジンサウンドの音量自体が大きいことに加えて音質も絶妙にチューニングされており、まるでスーパースポーツに乗っていると錯覚するような若々しさが意外で楽しいものでした。

予防安全装備の充実さも新型LSの大きな特徴です。「アクティブセーフティパーキングサポートブレーキ」では、世界初・バック時に車両後方にいる歩行者を検知して自動ブレーキを作動させる機能を内包しています。

 

また、歩行者や障害物に反応するプリクラッシュセーフティシステムは機能を拡大。歩行者やガードレール等との衝突が回避できないと判断した際には、ステアリングを切って対象物を避けるという「アクティブ操舵回避支援機能」を加えてきました。

なお、この機能は自車が走行している車線内で安全に回避するために作動するものです。回避するためのスペースがない場合や、回避したとしてもその先に障害物があると思われる場合には作動しないということです。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
続きを見る
閉じる