2018年に中国への「カローラ」「レビン」のPHV導入を予定しているトヨタ自動車。同社は今回、中国における電動化を加速させるべく、2020年のEV導入、及びFCV(燃料電池車)についても、バスなどの商用車にまで導入対象を拡大すると発表しました。
トヨタはこれまでも、中国でハイブリッド・ユニットの現地生産化を進めるなど、現地に根差した車両電動化への取り組みを進めており、現地製ハイブリッド・ユニットを搭載する「カローラ」「レビン」のHVモデルは本年累計10万台規模の販売を見込んでいるそうです。
また、TMEC(江蘇省 トヨタ自動車研究開発センター)内に新たに水素ステーションを設置。10月から現地で3年間に渡り、2台の「MIRAI」によるFCV実証実験を開始しています。
トヨタは広州モーターショー17で、「HVで培った技術を活かし中国で求められる新エネルギー車の開発を全方位で進めていく」とアピール。今後も車両電動化に加え、魅力あるクルマの導入を加速させて行くとしています。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)
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