中国市場での電動化を加速!トヨタが2020年にEV投入、燃料電池バス導入も模索

2018年に中国への「カローラ」「レビン」のPHV導入を予定しているトヨタ自動車。同社は今回、中国における電動化を加速させるべく、2020年のEV導入、及びFCV(燃料電池車)についても、バスなどの商用車にまで導入対象を拡大すると発表しました。

トヨタはこれまでも、中国でハイブリッド・ユニットの現地生産化を進めるなど、現地に根差した車両電動化への取り組みを進めており、現地製ハイブリッド・ユニットを搭載する「カローラ」「レビン」のHVモデルは本年累計10万台規模の販売を見込んでいるそうです。

また、TMEC(江蘇省 トヨタ自動車研究開発センター)内に新たに水素ステーションを設置。10月から現地で3年間に渡り、2台の「MIRAI」によるFCV実証実験を開始しています。

トヨタは広州モーターショー17で、「HVで培った技術を活かし中国で求められる新エネルギー車の開発を全方位で進めていく」とアピール。今後も車両電動化に加え、魅力あるクルマの導入を加速させて行くとしています。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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