MINIクーパーS改良型、DCTや新ターボシステム搭載など「ボンネットの中」を大改良

MINIクーパーの高性能モデル『クーパーS』最新プロトタイプをキャッチしました。エクステリアの変更点は、ヘッドライト及びテールライトのグラフィックやホイールデザイン、ボディカラーの新色追加程度となりそうですが、「ボンネットの中」は大きな改良が加えられるようです。

ハイライトは、エキゾーストマニホールドとターボチャージャーをシリンダーヘッド部に一緒に収納する新ターボシステムの搭載、およびMINI初のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の搭載。これらにより、高いエンジン熱効率、燃費向上、そして加速力が飛躍的に向上すると見られます。また冷却システムのアップデートにより、CO2排出量も削減されます。

パワートレインは2リットル直列4気筒ターボエンジンをアップデートし、最高出力は198ps程度へのパワーアップが期待できそうです。

室内では、タッチスクリーン・ナビゲーションシステムやムードライティングの導入、トリム類の見直しも行われます。ワールドプレミアは、2018年3月のジュネーブモーターショーと思われます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる