完成検査員の筆記試験において、事前に解答が漏えいするという問題にまで発展している日産自動車の完成検査不正問題。10月の販売台数は前年同月比で約半減したという一部報道もあります。
自販連の登録車販売データによると、2017年9月に15,469台で1位に輝いたノートは、10月には2,741台で25位まで台数を減らしています。
10月の日産車トップ(登録車)は、新型リーフの3,629台で前年同月比707.4%と大幅増になっていますが、19位にとどまっています。
そんな中、稼ぎ頭のノートに特別仕様車「ノート C-Gear(シーギア)」が設定されました。アクア・クロスオーバーやアクセサリー対応でフィットもSUV調のコンパクトカーをリリースしている中、ノートも追随した形で、アウトドアシーンだけでなく、普段着としてアウトドアウエアを着こなす感覚を追求したという、存在感のある内・外装が特徴。
外観は、ダークメタリック色のスタイリングガードやホイールアーチガーニッシュが装着され、専用デザインの15インチアルミホイールでアクティブなイメージが強調されています。
内装には、グリーン色の専用シートクロスが採用されていて、SUVテイストの新しいアウトドアバージョンという位置づけ。
ほかにも、足元をよりダイナミックにひき立てる専用デザインの16インチアルミホイール、伸びやかなパワーフィールをもたらす「ファインレスポンスVCM(Vehicle Control Module)などが採用された「ツーリングパッケージ」が「e-POWER X」に設定されています。
価格は2WDの「X シーギア」が1,772,280円、4WDの「X シーギア」が1,988,280円。2WDの「e-POWER シーギア」が2,235,600円です。
(塚田勝弘)