東京モーターショー2017の西展示棟西4ホールの「TOKYO CONNECTED LAB 2017」には、トヨタ、日産、ホンダの3メーカーがブースを並べています。中でも力を入れていたのがホンダで、庭付き一戸建て仕立てのブースには、EVモビリティのコンセプトカーが4台も出展されています。
まず最初に目立つのが「家モビ コンセプト」。「クルマの室内を家の部屋にする」のではなく「部屋にタイヤをつけて走らせる」という逆転の発想。その部屋に入れば、EVの自動運転で目的地に行けるという乗り物なのです。
他にもホンダは、誰もが気兼ねなく腰掛けたまま移動できるコンパクトサイズの「チェアモビ」、1人乗りのサイズなのに2人が一緒に乗れる電動イスの「ふれモビ」、そしてAIを搭載しコミュニケーションもできる賢いEV芝刈り機の「 Ai-Miimo」を出展。これらのEVモビリティは、日常生活を優しく演出してくれると感じました。
ホンダが提案する「EVモビリティの一戸建て」は、近未来のほのぼのアニメに出てきそうな風景ですから、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
(星崎 俊浩)