【東京モーターショー2017】15代目となる次期クラウンが歴代モデルから大きく 進化するポイントとは?

開発陣によると、今後はこれまで以上に独3ブランド(Benz・BMW・Audi)に対する競争力を高める必要性があることから、クラウンとしては珍しい6ライト化によるファストバック色を強めたデザインにチャレンジするなど、新たな取り組みをみせています。

同社発表では、ボディサイズが全長4,910mm、全幅1,800mm、全高1,455mm、ホイールベースが2,920mmと、ほぼ現行モデル並みに抑えられており、クラウン初となる「TNGA」の採用でプラットフォームを一新。設計を大幅に見直し、低速域から高速域までドライバーの目線がぶれない走行安定性を実現したと言います。

独ニュルブルクリンクサーキットで走行テストを実施するなど、意のままに操れるハンドリング性能に加え、低速域から高速域、荒れた路面など、あらゆる状況において圧倒的な走行安定性を実現しているそうで、ラジエータグリルに輝く「RS」マークからも、クラウンユーザー層の若返りを狙うトヨタの思惑が窺えます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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