【東京モーターショー2017】15代目となる次期クラウンが歴代モデルから大きく 進化するポイントとは?

トヨタ自動車が2012年以来となる全面改良に向け、来夏の発売を目指して開発中の15代目次期クラウン。

10月28日(土)に一般公開を迎えた第45回東京モーターショー2017では、次期モデルの試作車がステージのメイン・ターンテーブル上に置かれ、事前に開催されたプレスデーでも報道陣から大きな注目を集めました。

25日のプレス・ブリーフィングでは、同社のディディエ・ルロワ副社長が「2018年には新型クラウンが日本のコネクティッドカーの新しい基準となる」と説明。

今後、世の中を便利にするキーテクノロジーとして、2020年までに日米でほぼ全ての乗用車に車載通信機「DCM(データ・コミュニケーション・モジュール」を搭載、クラウド上にあるトヨタの「モビリティ・サービス・プラットフォーム」に繋げるそうで、次期クラウンがその先駆車になるとしています。

車両を遠隔で診断し、故障や整備の必要性を予知するなど、コールセンターを活用した迅速かつ適切なサポートにより、ユーザーに安心・安全を提供する考え。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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