【東京モーターショー2017 隠れ名ブースその1】東京オリンピック/パラリンピック記念・特別仕様ナンバープレートの実物があった!

東京モーターショーのハイライトは、自動車メーカーの華やかなコンセプトカーや市販予定車、新技術の発表などですが、ほかにも様々な団体がクルマに関連する展示をおこなっています。西展示棟の2階にある西3展示スペースは、一見地味ではありますが、興味深いブースがいくつもあるので、オススメを紹介したいと思います。

第1弾は、(一社)全国自動車標板協議会の「ナンバープレート展」で、国内や海外のナンバープレートが紹介されています。ナンバープレートというと身近すぎて、なかなか体系的にとらえる機会がありませんから、興味深い展示となっています。

中でも旬なイベントとして、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 特別仕様ナンバープレート」という記念企画が行われています。これは専用デザインのプレートを選べる企画で、新車時の新規ナンバーだけでなく、使用しているクルマでも同じナンバーのまま特別仕様のプレートに変更できるようになっています。

基本は、東京オリンピックとパラリンピックのエンブレムが前後2枚のプレートに1つづつ付いたもの。白色の自家用車と黄色の自家用軽自動車のナンバープレートが、白色プレート。緑色の事業用プレートが、緑の縁取り付きの白地プレートになります。しかもどちらのエンブレムが、前後のどちらに付いても良いとのこと。

ビックリなのは、黄色い軽自動車ナンバーが白色プレートに変わることです。どうやら有料道路の料金所で一部混乱があるそうで、ETCは登録ナンバーで照会するから問題ないものの、有人料金所の係員の方が見間違えてしまうことがあるそうです。最近の軽自動車は高さがあって大きく見えるから、さらにわかりにくいですよネ。

それからこれとは別に、デザインの入った図柄プレートを選ぶこともできます。これは千円以上の寄付をした場合に選択できるもので、エンブレムに加え、白地に放射状のデザインが施されています。実物のナンバープレートが展示されているので、直に確認するチャンスですヨ! なお寄付金は、バスやタクシーのバリアフリー化等に当てられるとのこと。

申込は平成29年9月4日(月)から始まっており、プレートの交付も10月10日(火)から始まっています。ちなみに寄付金を除く費用として、ナンバープレートの交付金(東京地区の場合7210円)とディーラーや整備工場等でのナンバープレートの取付費用がかかります。

また他にも「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」の企画も行われています。両企画とも詳細内容と申込手続きは、公式サイトをご覧下さい。

(星崎 俊浩)

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