メインステージ上には3台のEVが展示されています。スーパーハイトワゴンのような四角いデザインが特徴のホンダNeuV(ニューヴィー)はEVシティコミューターです。AIや自動運転技術を搭載し、ドライバーの表情や声の調子からストレスの状況を判断して安全運転のサポートを行います。さらにライフスタイルなどを学習してより新しいドライブを提案します。
同じくEVシティコミューターのホンダアーバンEVコンセプトは双方向通信を搭載し、クルマ自身が人と社会とより楽しくつながります。EV独特のパッケージングによりコンパクトなボディですが、広いキャビンスペースを確保しています。このアーバンEVコンセプトは2020年に販売予定です。
そしてワールドプレミアとなったのが、操る喜びをEVで表現したホンダスポーツEVコンセプトです。このスポーツEVコンセプトはEV専用のプラットフォームにより、低重心化を実現し、より意のままに操ることができ、スポーティな走りを実現しています。
EVのコンセプトカーをはじめ、PHEVのクラリティ。そしてハイブリッド車を設定するCR-Vやレジェンド、ステップワゴンなどホンダの電動化攻勢が一気に始まりました。しかし、ホンダは電動化されても「役立つ喜び」・「操る喜び」を提供してくれるでしょう。
(萩原文博)