今回の東京モーターショー2017では、ホンダもEVに本腰を入れて、様々なEVコンセプトカーを出展します。注目は2台の乗用タイプのEVで、ホンダが原点回帰を志していると感じさせるモデルとなっています。
1台目は、先頃欧州のショーでデビューした「アーバンEVコンセプト」。まるで初代シビックを復刻したようなクラシックモダンなデザインが、とても魅力的。実際にホンダは2019年から欧州でEVを発売する予定ですから、初代シビックをモチーフにしたデザインを採用するところに、ホンダのEVに掛ける本気度がうかがえるところです。
2台目は、世界初公開のEVスポーツカーの「スポーツEVコンセプト」。公開されたリアサイドのスケッチは、かつての名車S600/S800クーペのイメージをまとっています。S600/S800もホンダ初の市販スポーツカーですから、EVでもスポーツカーを実現しようというホンダのDNAを感じます。