さらにホンダは、2シーターコミューター「NeuV」のほかにも、「ロボキャスコンセプト」や「チェアモビコンセプト」といった多くの電動モビリティを出展。ホンダが考える「EV社会の近未来」に、注目したいと思います。
また興味深いところでは、FC(燃料電池)のクラリティのボディのままPHV化した「クラリティPHV」。クラリティはEV仕様を含め、一つのボディで3種類の電動ユニットを搭載できるのが特徴で、まるで今後のホンダの方向性を示唆しているようです。
北米市場等で既に発表しているモデルも出展されます。日本での発売が確実なのは、アキュラ顔にマイナーチェンジするSH-AWDを搭載した「レジェンド」と、久々に日本復活を果たす5代目新型CR-V。特にCR-Vは、5人乗りHVと7人乗りガソリンエンジンの2仕様が発売される予定とのこと。
もちろん発売間もないシビック&シビックタイプRやステップワゴンHV、S660の特別仕様車も会場に並びます。ホンダのブースには、全方位的なグローバル戦略がぎっしり詰まっていると言えそうです。
(星崎 俊浩)
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