メルセデスが4年連続コンストラクターズチャンピオンを獲得!ライコネンがポディウムから勢いよく飛ばしたものとは?【2017年F1第17戦アメリカGP】

2017年F1第17戦アメリカGPがサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(5.513km、周回数56周)で開催されました。

アメリカ、テキサス州にあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ、通称COTAでのF1開催は6年連続6回目。スタート前の国歌セレモニーでは、ドライバーがスペシャルゲートから登場するというアメリカーンな演出もあり(まるでプロレスの入場シーンみたい!?)、決勝へのボルテージが更に高まります。

スタートクラッチシステムを昨年の物に戻したという2番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はこの変更が功を奏し、スタート直後にインからポールシッターのルイス・ハミルトン(メルセデス)をパス!

スタート直後の上位勢の順位は首位ベッテル、2番手ハミルトン、3番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、5番手エステバン・オコン(フォースインディア)、6番手キミ・ライコネン(フェラーリ)となりました。

4周目ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がマシントラブルのためリタイア。日本GPに続き2戦連続リタイアと、不運が続きます。

スタートで首位を奪われたハミルトンはファステストラップを刻みながら、ベッテルに近付きます。そして6周目のバックストレートでDRSを駆使しオーバーテイク! ベッテルもなんとかポジションを守ろうとしますが叶わず、ハミルトン首位・ベッテル2位と順位が入れ替わりました。

パワーユニットのエレメント交換ペナルティにより、16番手スタートとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は驚異の追い上げを見せ、9周目には6番手に。上位勢の争いに食い込んできました。

調子の良いフェルスタッペンとは反対に、残念な結果となってしまったのがチームメイトのリカルド。15周目にエンジントラブルでリタイアとなってしまいました。

16周目、ベッテルがウルトラソフトタイヤからソフトタイヤに交換。その3周後にハミルトンもピットインし、同じくソフトタイヤに交換しました。どうやら1ストップ作戦でいくようです。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
続きを見る
閉じる