2016年に50周年を迎えたトヨタ・カローラ。日本の大衆車を代表するモデルとして長く親しまれてきたのはご存じのとおり。昔のような勢いはないですが、ビジネスニーズも高く、昨年は登録車の販売ランキングで10位以内(1〜12月では登録車の販売ランキング7位)、今年も10〜20位以内に入っています。
今回のマイナーチェンジは、カローラ・フィールダーのライバルであるホンダ・シャトルが「ホンダ・センシング」を全車標準化したこともあってか、あるいは単にスケジュールどおりなのかもしれませんが、アクセルペダル踏み間違いに対応する「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」が新設定されています。さらに、「Toyota Safety Sense C」を全車に標準装備。
フェイスリフトも受けていて、フロントバンパーやグリルのデザイン変更により、よりスタイリッシュな顔つきになっています。さらに、カローラ・フィールダーには、シルバー塗装が施されたルーフモールが設定され、カローラ・アクシオにはリヤスポイラーが採用され、スポーティな雰囲気に変身しています。
内装は、助手席側のインパネにメッキ加飾が施され、質感の向上が図られているほか、セダンであるカローラ・アクシオのHYBRID、1.5X、1.3Xのシート色にブラックを採用。
また、ハイブリッド車のエンジン、モーター、インバーターなどの制御を改良することにより燃費性能を向上させ、カタログ燃費34.4km/Lを実現しています。
ボディカラーは、「W×B」専用色として「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(オプション設定)」と「センシュアルレッドマイカ(オプション設定)」が新設定されています。
価格はカローラ・フィールダーが1,641,600円〜2,536,920円。カローラ・アクシオが1,505,520円〜2,482,920円。ウェルキャブ仕様のカローラ・フィールダーが1,828,000〜2,463,480円。同仕様のカローラ・アクシオが1,944,000円〜2,411,640円です。
(塚田勝弘)