一方、ダイムラーは9月21日、アラバマ州のタスカルーサ工場稼働20周年を記念する式典において、今後のEV生産に向け10億ドル(約1,120億円)を同工場に投資すると発表しました。
同工場では現在3,700人以上のチームメンバーを雇用しており、「GLS」「GLE」「GLEクーペ」の生産拠点としてSUVの70%以上を同工場から世界中の市場に輸出。昨年1年間で31万台以上の車両を生産したそうです。
ダイムラーによると、2020年代初めにも同工場でSUVのEVモデル生産を開始する計画で、2022年までに新たに10車種以上のEVを投入するほか、全車種にHVやPHVなどの電動モデルを用意するそうです。
また、タスカルーサ工場の近くに5番目となるバッテリー工場を建設する計画も存在する模様。
同社は2020年に中国でもEV生産を開始すると発表するなど、EV生産に向けた投資を加速させており、今回の投資により、米国にもEVの生産拠点が加わることになります。
(Avanti Yasunori・画像:Daimler)
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