【新車】マクラーレンから快適なドライブもスポーツ走行も楽しめる570Sスパイダー登場!

レーサーであり、実業家であり、ブルース・マクラーレンが作り上げたマクラーレン。F1で活躍したフォーミュラマシンのMP4/5やスーパーカーのメーカーとして有名です。

スポーツシリーズの新たなボディタイプであるコンバーチブル「マクラーレン570S Spider」がアジア初お披露目となりました。

マクラーレンにとって日本のマーケットは、世界で4番目、アジアで一番、全生産台数の6%が日本で販売されるのだそうです。

マクラーレン570S Spiderは、今年6月のグッドウッドでデビューした、スポーツシリーズ初のオープンモデルです。

マクラーレンのスポーツシリーズは、570Sクーペがピュアスポーツカー、570GTは洗練された乗り心地とグラスルーフなどでロングドライブの快適性を持ったもの、570Sスパイダーは、日常での実用性を兼ね備えているコンバーチブルという位置付けになります。

ルーフは15秒で開閉し、40km/h以下での走行時でも操作が可能。インテリアはナッパレザーにハンドステッチが施されています。また、ハンドリングフィールをよくするため、あえて油圧パワーステアリングを採用しているそうです。

ドライビングモードは、コンフォートからサーキットまで選択することでどこでもそのパフォーマンスを味わうことができます。

ボディカラーは3色用意されます。

サーキット走行から快適なオープンエアドライブも楽しめて、スーパーカーとしては稼働率が高い現実的な選択肢と言えるのではないでしょうか。カーボンものコックボディなので、オープン化による剛性ダウンのデメリットも小さいのではと予想されます。価格は2898万8000円とされています。

McLaren 570S Spider仕様

全長 4,530 mm
ホイールベース 2,670 mm
全高 1,202 mm
全幅(ミラー展開時) 2,095 mm
全幅(ミラー収納時) 2,045 mm
全幅(ミラー取り外し時) 1,930 mm
トレッド(接地面の中心間の距離) フロント:1,673mm、リア:1,618mm

エンジン
M838TEエンジン V8ツインターボ
排気量 3,799CC
最大出力 570PS (562BHP)
最大トルク 600NM (443LBFT)

加速性能
0 -60 mph 3.1 秒
0-100 km/h (0-62mph) 3.2 秒
0-200 km/h (0-124mph) 9.6 秒
0-400 m / 1⁄4 mile 11.0 秒

最高速度(ルーフを上げた状態/下げた状態)
328 km/h / 315 km/h

ブレーキ性能
200~0KPH (124~0MPH) 130M (426FT)
100~0KPH (62~0MPH) 32M (105FT)

燃費*
二酸化炭素排出量 249G/KM

重量
DIN規格重量 1,498KG (3,303LBS)
乾燥重量 (最軽量) 1,359KG (2,996LBS)
重量配分 (F/R) 42%/58%
パワーウェイトレシオ 432PS/トン

 

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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