メルセデスの本格オフローダー『Gクラス』(ゲレンデヴァーゲン)のハイパフォーマンスモデル『AMG G63』のプロトタイプをキャッチしました。
以前捉えた開発車両との違いは、ヘッドライト&テールライトに次世代リアルパーツが装着されているほか、ライト周りの新デザインが露出している点。光ったテールライトからは新グラフィックも確認できます。
ボクシーなエクステリアに大きな変化はありませんが、次世代型は「Gクラス」にとって1979年登場以来最大の進化を遂げます。
新プラットフォームにより現行モデルから200kg以上の軽量化が図られるとともに、トレッドは4インチ(約10cm)ワイドにされ、心臓部には従来の5.5リットルに代わる新開発4リットルV型8気筒エンジンが搭載、最高出力は600psへ向上します。
プロトタイプのグリルにはダミーが装着されていると思われ、発売時にはメッキフィンを縦に配置する「AMGパナメリカーナグリル」の採用も気になりますが、スクェアデザインには不似合いのため、採用されない可能性が高いです。
「Gクラス」現行モデルは、2022年まで生産されることが公式アナウンスされており、次世代型が発売された後はオーストラリアマグナシュタイヤーのグラーツ工場において同時生産されると思われます。
ワールドプレミアは、2018年3月ジュネーブモーターショーと予想されています。
(APOLLO)