今年も「ジャパンEVラリー白馬」に来ています。
これは自動車ジャーナリストの舘内端さんが代表を務める「日本EVクラブ」が主催するイベントで、白馬でのイベント開催は今年で4年目だとか。
私は3年前にこの白馬でのイベントのEVラリー&トークショーに出演させていただいて以降、筑波やお台場でのイベントでもお手伝いさせていただいています。
そして今年も参加。ラリーにはBMWのプラグインハイブリッドモデル「i8」で参加しています。
昨日、i8をBMWでお借りしてきましたが、このクルマはドアが上に開くシザードア。しかも、広がりながら上がるので、高さと横幅が必要。開けるドア側には約1m弱の余裕が必要なのです。さらに全幅も1940㎜のワイドサイズ。最低でも、運転席側に空間を作って駐めるため、助手席側は車線ギリギリいっぱいにしなければならず、結構気を使います。
デザインは、いかにもスポーツカーのルックスでカッコイイのですが、このクルマを所有するためには広くて天井の高い駐車場が必要なようです。
無事に「EVラリー」のゴール、白馬に到着。
その後は、シンポジウム「EVの可能性を拓く」。
まずは舘内氏による基調講演。その後、オーナーズトーク。
NHKエンタープライズ井上恭介氏による特別講演で「マッチョな20世紀からしなやかな21世紀へー地域の可能性―」。
懇親会ではヴァイオリニストの村上あゆ美氏による演奏。
そして松任谷正隆氏と舘内氏によるトークショー。現在「テスラ モデルS」のオーナーである松任谷氏。お題は「EVと音楽」。松任谷氏はわかるとして、館内氏には音楽のイメージがありませんが…(笑)
お話は、松任谷氏が長年ナビゲーターを務めている「カーグラフィックTV」の裏話。
音楽は、新しい音楽が生まれて影響を与える。しかしそれに慣れてくる。それの繰り返し。
クルマもどこかで新しいものが生まれ、いろいろなものが変わる、ということが共通する。
そして今、EVを買う理由についても触れていましたがそれは、松任谷氏曰く、価値観の変化によるものが大きいと。「昔は大きな車がカッコイイ。その次は速いクルマ、デザインがカッコイイクルマ、小さいクルマとなり、今はEVに乗っていると賢そうでモテそう。そのうちEVだらけになったら、今度はどういうEVに乗っているのがカッコイイか、ということになる」…。私も、納得です。
もちろん、私の大好きな白馬村のゆるキャラ「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男Ⅲ世」も会場に駆けつけました。
そして「ジャパンEVラリー白馬2017」はこの後も続きます。
9月3日(日)は8時~8時30分でEV&プラグインハイブリッド車による白馬村パレード。そして3(日)・4日(月)の2日間、Hakuba47にてEV・プラグインハイブリッド車の試乗会「e-ドライブレッスン」が行われます。参加費無料。私も会場にいますので、ご興味のある方は遊びに来てくださいね!
(吉田 由美)
【関連リンク】
「ジャパンEVラリー白馬2017」http://rally2017.jevc.gr.jp/