BMWの新型フラッグシップ・クロスオーバーSUV『X7』プロトライプが、市販型に採用されると見られるフルLEDヘッドライトを装着して初めて姿を見せました。
9月のフランクフルトモーターショーでのワールドプレミアが予想される中、徐々にプロダクションパーツを見せてきており、大型キドニーグリル、冷却効果の高い大径エアダクトなど、その存在感はライバルとなるメルセデスベンツ『GLS』や『レンジローバー』に引けを取らないデザインです。
「X7」のボディ基盤となるのは「5シリーズ」や「7シリーズ」で採用されている「CLAR」モジュラープラットフォームの拡張版で、BMWは基本的に3シリーズ以上のモデルでこの「CLAR」を起用することを計画しているといいます。
エクステリア正面からのイメージは既存の「X5」や「X7」と異なる意匠が見え、新型「X2」に寄ったフロントエンドとなると思われます。
パワートレインは直列6気筒、及びV型8気筒は確定的で、V型12気筒やプラグインハイブリッドモデルのラインナップも予想され、シートレイアウトは3列7人乗りのほか、2列4人乗りの超贅沢仕様も噂されています。
「X7」は、米スパータンバーグ工場にて2018年から生産される予定です。
(APOLLO)