人より正確に、しかも電光石火のシフトチェンジが可能な「デュアルクラッチトランスミッション」。この機構が登場したことにより、マニュアルミッションはスポーツカーからも姿を消そうとしています。そこでドライバーにクルマを操る楽しさを味合わせてくれるMT車で乗りたい輸入車コンパクト5台を選んでみました。
■ルノー・トゥインゴ
ルノーのエントリーモデルにあたるのがルノー・トゥインゴです。現行型となる3代目トゥインゴは2016年9月に登場。エンジンをリアのラゲージ下に搭載したRRという変わった駆動方式を採用したコンパクトカーです。
デビュー当初はカタログモデルには0.9L直3ターボとデュアルクラッチミッションの組み合わせしかありませんでした。2017年1月に最高出力71psを発生する1L直3DOHCエンジンと5速MT搭載したゼンが登場。駆動方式はRRのみで、車両本体価格は171万円です。200万円を切る数少ない輸入車の1台です。