フランクフルトモーターショーで「レクサスNX」のマイチェンモデルが公開

欧州レクサスが9月14日に開幕するフランクフルトモーターショー2017で、「NX」のマイナーチェンジモデル(欧州仕様)を公開すると発表しました。

「NX」は欧州市場で本年上期(1〜6月)に約1.3万台を販売。レクサス販売の約4割を占める最量販車になるなど、2014年の発売以来、スタイリングの良さや快適性、安全性などでレクサスの世界的な売上拡大に大きく貢献しています。

新型では、前後のバンパーやラジエータグリル意匠を変更するとともに、ヘッドランプ内意匠を変更。3眼式の超小型LEDユニットを採用することで、よりシャープな印象に改められており、テールランプにもL字を強調したデザインを採用。「RX」に採用された点灯時に流れる「LEDシーケンシャルターンシグナルランプ」を導入しています。

 

また、インテリアでは10.3インチワイドディスプレイや、新型リモートタッチの採用でナビゲーションやオーディオの操作性を向上させています。

 

両手が塞がっている状況でもバックドアを開閉できるキックオープン機能付きパワーバックドアなど新たな装備も採用。また予防安全装備としては「Lexus Safety System +」を新採用しているのも見逃せません。

新型「NX」では、2.0Lターボエンジン搭載車のグレード名が現行の「NX200t」から「NX300」に変更されることが発表されており、日本でも9月中旬に発売が迫っているようで、リフレッシュされて、より魅力的になるレクサス「NX」に要注目です。

Avanti Yasunori・画像:LEXUS)

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欧州レクサス
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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