日産ノートが3か月ぶりにトップを奪還!Bセグメントの激戦続く、2017年7月の登録車セールスランキング

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)から、2017年7月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されています。

久しぶりのトップは日産ノート、2017年3月以来の奪取となりました。

●2017年7月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 日産 ノート 12,431台(同4位)
2位 トヨタ プリウス 12,057台(前月1位)
3位 トヨタ アクア 12,005台(同5位)
4位 ホンダ フィット 11,908台(同8位)
5位 トヨタ C-HR 8,069台(同2位)
6位 トヨタ ヴォクシー 7,873台(同14位)
7位 スバル インプレッサ 7,645台(同9位)
8位 ホンダ フリード 7,399台(同7位)
9位 トヨタ シエンタ 7,044台(同6位)
10位 トヨタ ヴィッツ 6,988台(同3位)

6月から7月にかけて、アクア、フィット、ヴォクシーといった人気モデルのマイナーチェンジがあり、それぞれ商品性を上げていますが、そうした中でノートが再びトップに立ったというのは、日産の特徴的な電動パワートレイン「e-POWER」のユニークな乗り味が評価されているということでしょう。

一方で、ラインナップを拡充したアクアやフェイスリフトを果たしたフィットが、ノートの後塵を拝したというのは各社にとっては悔しい状況。とはいえ、台数差はわずかで、それくらいBセグメントのハッチバックは激戦区という風に見ることもできます。

6位以降では、マイナーチェンジ効果もあって躍進したヴォクシーと、インプレッサが順位を上げてきたのが印象的。ミニバンではフリードとシエンタというコンパクトクラスのつばぜり合いも見ものです。

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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