日産が躍進するもダブルタイトルならず。トップ10の顔ぶれは変わらなかった2017年7月の軽自動車セールスランキング

全軽自協会(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)が2017年7月の軽四輪車 通称名別新車販売速報を発表しています。

7月の軽自動車販売台数は149,032台、前年同月比111.3%と好調に転じています。そのセールスランキングトップとなったのは、フルモデルチェンジ直前のあのクルマ、ホンダN-BOXです。

●2017年7月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 14,503台(前月1位)
2位 日産 デイズ 12,137台(同5位)
3位 ダイハツ タント 11,710台(同4位)
4位 ダイハツ ミラ 11,670台(同2位)
5位 スズキ ワゴンR 10,609台(同6位)
6位 ダイハツ ムーヴ 9,735台(同3位)
7位 スズキ スペーシア 8,173台(同7位)
8位 スズキ アルト 6,894台(同8位)
9位 スズキ ハスラー 5,822台(同10位)
位 ホンダ N-WGN 4,858台(同9位)

トップ10の顔ぶれは前月と変わらず、順位が入れ替わったカタチとなった7月のランキング。2位に日産デイズがジャンプアップしているのが目立ちます。登録車のセールスランキングでは日産ノートが久しぶりにトップとなっていますが、さすがにダブルタイトルというわけにはいかなかったようです。

デイズに押されるように、新車効果で売れていたミラ(ミライース)が順位を下げています。同じくダイハツでは、8月に入ってビッグマイナーチェンジを受けたムーヴは、マイナーチェンジの影響もあってか順位を落としています。こうしたダイハツ勢が、8月のランキングではどこまで順位を上げてくるのか興味津々といえそうです。

そして、スズキの各モデルは定位置といえる順位に留まっています。

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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