サーキット走行など「モータースポーツ」イベントらしい多数のプログラム【BMW MOTORSPORTFESTIVAL 2017】

BMWジャパンが7月15日に富士スピードウェイで開催したユーザー向けのサーキットイベント「BMW MOTORSPORT FESTIVAL 2017」には、モータースポーツの名前が冠されたイベントらしいプログラムも用意されていました。

現在、BMWでスーパーGTに参戦しているBMW Team Studieのヨルグ・ミューラー選手とレーシングライダー酒井大作選手のデモンストレーションランでは、4輪と2輪が同時に富士スピードウェイのレーシングコースを走るという珍しい姿を見ることができました。

歴代のレーシングモデルの展示も行われました。なかでもMモデルの前身ともいえる、3.0CSLには多くの来場者の目が釘付けになっていました。


また、ヨルグ・ミューラー選手のドライブするレーシングカーの助手席に乗ることができる「レーシングカータクシー」や、BMW Team Studieのチームメカニックによるタイヤ交換デモンストレーションなども行われました。

様々なプログラムの中でも特に人気となっていたのが、富士スピードウェイのレーシングコースを、BMWジャパンが用意した40台の試乗車に乗って試乗するプログラム(先導付き)。

このプログラムに参加するためには、走行前に講習を受けなければなりませんでしたが、多くの来場者が参加しました。

また、2輪ではインストラクターの運転するバイクのタンデムシートに乗ってのレーシングコース走行や、4輪と同じく先導付きのでレーシングコース走行も開催。パドックでのスラローム試乗も行われました。

イベントの最後は300台の4輪BMW、200台の2輪BMWによるパレードランで締めくくられました。

(諸星陽一)

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【BMW MOTORSPORTFESTIVAL 2017】
https://clicccar.com/2017/07/31/495122/

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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