今回、機能装備などの充実化が図られたモデルは、ザ・ビートル、ゴルフ・シリーズ(ハッチバック、バリアント、オールトラック)、ゴルフ・トゥーラン、ティグアン、パサート/パサートヴァリアントの8モデル、全29グレードになります。
ゴルフ・シリーズなど一部のモデルやグレードには、すでに搭載済みの機能もありますが、先進機能を一斉に搭載。最大の注目点は、2機種の純正インフォテイメントシステムの画面を大きくすることで視認性が大幅に向上されています。
ラジオシステムの「Composition Media」は、6.5インチから8インチに、ナビ機能付の「Discover Pro」も8インチから9.2インチになっています。さらに「Discover Pro」は、スイッチ類がなくなり、全面フラットのタッチスクリーンへと進化したことで、見た目と使い勝手の向上を実現。
新型ゴルフでフォルクスワーゲン初採用になった「ジェスチャーコントロール機能」を搭載することで、画面にタッチすることなく、手を画面の前で左右に動かすだけで、ホームメニューの切り替えやラジオの選局などが可能に。さらに、住所検索入力も「都道府県」、「市区町村」などを順番に入力できるようになり、今までよりも検索が容易になっています。
また、フォルクスワーゲンによる各種コネクティッドサービスも充実化。プラグインハイブリッド車の予約充電やエアコンの遠隔操作などに加えて、新たに遠隔から目的地を検索・送信できるスマホ向け専用アプリケーションの「Volkswagen Car-Net(フォルクスワーゲンカーネット)」を8月上旬より配信。同アプリにより、2016年から強化されているモバイルオンラインサービスのコンテンツがさらに充実することになります。
(塚田勝弘)