ホンダの燃料電池車「クラリティ FUEL CELL」が東京都内でタクシーに!

帝都自動車交通が7月4日、本田技研工業(以下ホンダ)のFCV(燃料電池車)「クラリティ FUEL CELL」をタクシー車両として導入、同日より東京都特別区、及び武蔵野市、三鷹市で運用を開始したそうです。

帝都自動車交通は、環境保全に向けた活動を積極的に展開しており、ホンダの燃料電池車「クラリティ FUEL CELL」の特徴として、後席3人掛けを実現している点に着目。

ホンダの場合、燃料電池システムを小型化することで、エンジンルームに相当する車両前部に搭載したことで、5人乗りを実現しています。

また、水素満充填までの時間が3分程度とガソリン車と変わらず、一充填当たりの航続距離が約750km(公称値)と長いことや、居住性に優れ、モーター駆動車ならではの静粛性がタクシーに適していると判断したようです。

「クラリティ FUEL CELL」のタクシーへの利用は、今年の6月末から仙台タクシー、大宮自動車、日野交通の3社が順次運用を開始しており、今回帝都自動車交通が4社目となります。

ホンダでは同車のタクシー運用から得られた知見を、今後のFCV開発にフィードバックすることで、さらなる性能向上に繋げる考えのようです。

Avanti Yasunori・画像:HONDA)

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帝都自動車交通
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ホンダ クラリティ FUEL CELL
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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