「プロパイロット以外」の新型エクストレイルの安全、使い勝手は?

機能面では、ガソリン車の20X(2列シート車)にリクライニング、スライドが追加されています。日産によると、2列シートSUVで唯一のスライド機構とのこと。

これにより、後席足元スペースと荷室長の調整が可能になり、荷室長は900mmから1100mmになり、元々広かった荷室が550Lから565Lに拡大されています。

ほかにも、日産車初の「クイックコンフォートシートヒーター」を前席両側と2列目左右にメーカーオプションで設定。乗員が暖かいと感じやすい部位を暖め、最終的に快適に感じる部位を暖めるシートヒーターで寒冷地や冬場は重宝しそう。

 

従来から悪路走破性の高さや荷室の広さ、防水シートやフロア、防水ラゲッジボード(ガソリン車)などにより使い勝手の高さに定評のあったエクストレイル。プロパイロットをはじめとした安全や機能装備の充実で商品力を大きく高めたのは間違いありません。

(文/写真 塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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