トヨタ自動車(以下トヨタ)の北米事業体である「TMNA」(Toyota Motor North America)が7月6日、米テキサス州ダラス北部のプレイノに建設していた北米新本社を公開しました。
トヨタは今回の新社屋建設に約10億ドル(1,130億円)を投じており、販売や金融サービス、研究開発といった部門を1カ所に集約。相互の連携を深め、経営判断を迅速化させる考えで、2017年末には約4,000人が働く一大拠点になる模様。
TMNAのジム・レンツCEOは「北米新本社設立はトヨタの60年にわたる米国事業において大変重要な一歩であり、4つの米国事業体の従業員が一つの拠点で共に働くことで、これまで以上に意思決定を加速できる」「トヨタの米国投資や雇用確保の継続的な取り組みに対する、トランプ大統領の支援に感謝する」としています。